ギアス のバックアップ(No.5)
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[Geass]
「コード」保有者(不死者)によって与えられる能力。
どのような能力が発現するかは人によって異なるが、その者が心に欲しているものが能力に影響する傾向にある。また、能力発現には一定の素質が必要となる。発現したギアス能力は、不死者には効果が無い。
ギアスは使い続けることで強力になっていき、その力を支配・克服出来ない者は力に飲み込まれてしまうことになる。しかし、それに耐えギアスが一定以上に増大した者は、不死者から「コード」を譲り受ける資格を得る。「コード」を得ると、それまで有していたギアス能力の喪失と引き換えに、不死の運命とギアス発現能力を引き継ぐことになる。
反逆のルルーシュ
ルルーシュの能力
C.C.から得た「絶対遵守」の力。左眼に宿る王の力で、目を見た人間に絶対の服従を強いることができる。ただし、いくつかの制限も存在する。
初めギアスの紋章は左眼のみに浮かんでいたが、能力の増大にともない両眼に浮かぶようになった。
関連:ギアス使用履歴
- 効果
- 人に命令通りの行動をとらせることができる(以下、単に「操る」と表現)
- 一度に複数人を操ることもできる
- 操られた者は、ギアス発動中・及びその前後の記憶を失う
- 制約
- 能力的に不可能な行動までは強制できない
- 一人につき一回しか操れない
- 相手の目を直接見なければ効果はない
- 眼鏡程度の透過率であれば直接見なくても効果はある
- 有効距離は約270m
- 使い続けて能力が増大すると、自分の意思で能力を止めることができなくなる
マオの能力
C.C.から得た「人の思考を読む」能力。読み取る思考は通常「声」として聞こえてくる。
ルルーシュの能力よりも強力で、有効距離以外の条件はほぼ皆無。ただし、常時発動し続けるタイプの能力で、自分の意思に関わらず他人の思考が流れ込んでくる。そのため人混みなどはかなりの苦痛となる。
その能力はかなり増大しており、発動時には両眼にギアスの紋章が浮かぶ。
- 効果
- 人の思考を読み取る(聞く)ことができる
- その気になれば深層意識も可
- 制約
- 最大有効距離は約500m
- 集中力に応じて有効距離が変化する
- 自分の意思で能力を止めることができない
ブリタニア皇帝の能力
V.V.から得た「人の記憶を改変する」能力。既に力の増大が進んでいるためか、発動時には両眼にギアスの紋章が浮かぶ。
ナナリーの視力を奪ったことから、強烈なトラウマを植えつけるといったこともできると思われる。
- 効果
- 人の記憶を自由に書き換えることができる
- 制約
- 相手の目を直接見なければ効果はない
ロロの能力
嚮団の手で発現させられた「人の体感時間を止める」能力。効果範囲内の人間を行動不能にする「絶対停止の結界」となる。
どのような経緯で手に入れたかは不明だが、幼少時よりこの能力により暗殺を生業としてきた。ルルーシュと違い一定距離内の人間に効果が生じるため、ナイトメアフレームに乗っていても使用可能。
V.V.が「失敗作」と称していることから、嚮団の手によって資質が足りないにも拘わらず無理矢理発現させられた能力と考えられる。そのためか、幼少期から発現している割に力の増大が進んでいない。
使用中は心臓が止まるという制約から、長時間・高範囲での使用はもちろん、乱発することでも心臓に大きな負担がかかり、死に繋がってしまう。
発動時には右眼にギアスの紋章が浮かぶ。
C.C.の能力
奴隷だった頃に「コード」保有者であるシスターによって発現させられた、「愛される」能力。
能力が増大した後シスターによって「コード」を押し付けられたため、既にその力は失われている。
- 効果
- いかなる人間も深層意識の中でC.C.を愛するようになる
- 制約
- 増大後は自分の意思で能力を止めることができなくなる
マリアンヌの能力
C.C.によって与えられた、「人の心を渡る」能力。
他人の心の中に自分の意識を転送することができる。V.V.に銃撃されたマリアンヌは、死に際してギアスが発動し、自分の意識をアーニャに転送することで生き長らえた。
またギアスそのものの効力かどうかは不明だが、マリアンヌの意識が表層に現れている間のみ、C.C.と交信することが可能となる。
- 効果
- 他者に自分の意識を転送する
- 制約
- 詳細不明
ビスマルクの能力
V.V.によって与えられたと思われる「未来を読む」能力。ギアスが発動する際には左眼が変化するが、通常時はピアスによって左眼の瞼が閉じられており、その能力は封印されているようである。
他のギアスが全て人の意識に関するものであることから、ビスマルクの能力も特定対象の意思を介した行動予測に過ぎないと考えられる。
- 効果
- 未来(の行動)を読む
- 制約
- ほんの僅か先の未来しか読めない
亡国のアキト
シンの能力
「愛するものを死なせる」能力。作中では、相手に自殺や無理心中をさせる形で発現している。発動時には左眼に紋章が浮かぶ。
誰から与えられた能力かは不明。作中の描写からは、C.C.ともV.V.とも異なるように見える。
自殺や心中を強制することしかできず、その制約も強いため、ルルーシュの能力の下位互換でしかない。
- 効果
- 相手に死を強制する
- 制約
- シンが愛した相手にしか効かない
- 死の概念を理解しない相手には効果が薄い
レイラの能力
詳細不明。ギアスを授かった時点でレイラが幼かったため、C.C.が能力の発現を猶予した。レイラが一度もギアスを使わなければ、いずれ消えてなくなるはずであった。時空の管理者いわく、「ギアスの欠片」。
作中の描写を見る限り、BRSに近い「人の意識を繋げる」能力か。発動時には左眼に紋章が浮かぶ。紋章は他のギアスと違い、青く輝く。
双貌のオズ
オルフェウスの能力
見る者の認識を「騙す」能力。発動時には左眼に紋章が浮かぶ。誰から得た能力かは不明だが、オルフェウスの生い立ちからV.V.によって与えられたものと考えられる。
- 効果
- 制約
- 効果持続時間は5分程度
- 持続時間が不定で、突然効果が切れる
- 1回使用すると1時間程度の間使用不能になる(ただし、発動中は「変化」する対象を自由に変更できる)
クララの能力
目視し名を呼んだ相手の「行動を支配する」能力。発動時には右眼に紋章が浮かぶ。クララが嚮団の工作員であることから、V.V.によって与えられたものと考えられる。
性質はルルーシュのギアスに近いが、ルルーシュの能力と異なり、念じるだけで相手の行動を操ることができ、操っている間も相手の意識・記憶は失われない。
アルハヌスを操った描写から、名前の呼びかけが相手に聞こえる必要はないものと思われる。したがって、効果範囲はクララの視力で顔を識別できる距離、持続時間は対象を視界に入れている間であると予想される。相手の名前を間違えている場合は操ることができない。
- 効果
- 人の行動を支配する
- 制約
- 対象を肉眼で視認していなければならない
- 対象の名前を呼ばなければならない
トトの能力
相手から特定の記憶を消す「忘却」の能力。
回数制限はないが、記憶を消すだけなのでブリタニア皇帝の能力の下位互換。
- 効果
- 人の記憶を(選択的に)消す
- 制約
- 詳細不明
マリーベルの能力
相手を自分の傀儡と化す「絶対服従」の能力。発動時には左眼に紋章が浮かぶ。V.V.によって与えられた。
ルルーシュと同系統の能力であるが、ルルーシュの能力が「うっかりギアス」から奴隷化まで幅があるのに対し、こちらは最初から自我喪失レベルであるため、かなり使い勝手が悪い。
そういった意味ではルルーシュの能力の下位互換に近い。
- 効果
- 人の自我を喪失させ、自分の命令に服従する生き人形とする
- 制約
- 詳細不明
漆黒の蓮夜
ダッシュの能力
U.U.から与えられた能力。発動時には左眼に紋章が浮かぶ。
能力の詳細は不明だが、「人の生命力を奪う」能力か。既に増大化し、「コード」を継承しているが、「コード」保持者としての適性を欠いたため、例外的にギアス能力と不完全な「コード」が混在するような状態となっている。→成り損ね
そのため、人の持つ身体能力を超常的なまでに発達させ「ナイトメア」化するという特異な能力を得ている(もっとも、これは正確にはギアス能力ではなく、「コード」保持者のギアス能力を覚醒させる力が変形したものと思われる)。
ロレンツォの能力
C.C.から与えられた「幻覚を見せる」能力。発動時には左眼に紋章が浮かぶ。…はずだが、漫画中では右眼に紋章が浮かぶ描写もある。両眼に浮かんでいるわけでもなく、正確にはどちらか不明。
幻覚の強度や対象範囲の幅が広く、定着させた幻覚はギアスの発動を止めた後も持続するなど、かなり強力なものといえる。
- 効果
- 人に幻覚を見せる
- 人の記憶を読み取ることもできる
- 範囲は不明だが、一度に複数人に幻覚を見せることも可能
- 認識を誤らせる程度から、完全に幻覚の世界に精神を閉じ込める幻覚まで、強度は自在
- 一度幻覚に取り込まれると効力が永続化する
栞の能力
ダッシュから与えられた「心の優先順位を入れ替える」能力。発動時には右眼に紋章が浮かぶ。
- 効果
- 人が持つ優先順位を入れ替え、その人間にとって何が大事かを変更する
- 制約
- 優先順位を変更するだけなので、優先事項の詳細までは操作できない
- 同じく、人格等を変えることはできない
復活のルルーシュ
シャムナの能力
自分の意識を死ぬ6時間前に戻す「無限新生」の能力。発動時には両眼に紋章が浮かぶ。誰から与えられたのかは不明。
元々は未来を予知する「先読み」の能力だったが、ルルーシュが「神」を殺したことで理が乱れ、「コード」保持者となれずに能力が変質した。
- 効果
- 自分の意識が死の6時間前に遡る
- 制約
- 発動条件は自らの死
- 死の6時間前にしか戻れない
- 戻った時点で死を回避できない場合、死ぬまでの6時間を無限に繰り返す
クジャパットの能力
「個体の認識を入れ替える」能力。発動時には右眼に紋章が浮かぶ。誰から与えられたのかは不明。
- 効果
- 人の個体認識を入れ替え、敵と味方を誤認識させる
- 制約
- 相手の目を直接見なければ効果はない
- 同時に2人以上にはかけられない
- 見え方が変わるだけで、意識レベルで認識を変えられるわけではない