ルルーシュ

Last-modified: Sat, 24 Sep 2022 23:02:36 JST (551d)
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[Lelouch]

データ

概略

ゼロとしてブリタニア打倒を目指す少年。

表向きはエリア11の私立高校アッシュフォード学園に通う高校生で、生徒会副会長。頭脳明晰でチェスなどのゲームには天才的なセンスを持つ。実はブリタニア皇帝の実子であり、すなわち元皇子。ただしブリタニアの日本侵攻時に妹ナナリーと共に死んだことになっている。

生涯

+  ...

ブリタニア皇帝シャルルマリアンヌの間に生まれる。

マリアンヌが嫌われていたため他の皇妃やその子供から嫌がらせを受けることもあったが、一部の兄弟達とは良好な関係を育み、特にユーフェミアとは互いが互いの初恋の相手ともなった。

しかしマリアンヌが暗殺されると、人質として日本へ送られる。これはV.V.からルルーシュらを守るためのものであったが、真実を知らないルルーシュブリタニア皇帝と皇族達を憎むようになる。日本では、やはり敵国の皇子として酷いいじめに遭うが、スザクとは次第に心を通わせ、やがて親友となる。

日本の敗戦後は、ブリタニアの皇族からその身を隠すため、スザクと別れてアッシュフォード家に匿われることとなる。

普通の高校生として過ごしていたルルーシュは、ある日テロに巻き込まれたことで謎の少女C.C.と出会い、絶対遵守の力「ギアス」を手に入れる。そしてこの力でブリタニアを打倒することを決意し、武装組織「黒の騎士団」を率いる仮面のテロリスト「ゼロ」となる。

騎士は順調に勢力を拡大していったが、行政特区日本を巡る事態の中でギアスが暴走し、図らずもユーフェミアに日本人虐殺を強いてしまう。やむなくユーフェミアを悪に仕立て上げたルルーシュは、エリア11全域を巻き込むブラックリベリオンを引き起こす。しかしV.V.の介入により蜂起の失敗を招き、自らもスザクに拘束されてしまう。そして皇帝ギアスで記憶を改変され、C.C.捕獲のためのエサとして元の学園生活に戻された。

一年後、C.C.との邂逅により記憶とギアスを取り戻したルルーシュは、再びゼロとして活動を始める。超合集国という反ブリタニア連合まで作り上げ、ブリタニアと戦う力を改めて手にしたが、シュナイゼルの計略により正体とギアス能力を暴露され、黒の騎士団裏切りにあう。

命を賭したロロの犠牲によって騎士団から逃れたルルーシュは、彼の墓標の前で皇帝への復讐だけは完遂することを誓う。

そして黄昏の間にてブリタニア皇帝マリアンヌから全ての真相を聞き出すと、彼らの理想を拒絶し、「神」ギアスをかけることで二人の存在を消し去った。

ブリタニア皇帝の打倒後、ルルーシュスザクと共にゼロレクイエムを計画する。それは自らが独裁者となって世界中の憎悪を一身に背負い、そのままスザク扮するゼロに討たれることで憎しみの連鎖を断ち切るというものだった。シュナイゼルに打ち勝ちダモクレスを手に入れたことで、それは実現する。

スザクに後の世界を託したルルーシュは、最愛の妹ナナリーに看取られながら、その短くも壮絶な生涯に幕を下ろす*1

復活のルルーシュ

コードギアス 復活のルルーシュ」では、不完全ながらも「コード」を承継していたことになっており、復活を遂げることに成功した。

性格

頭脳明晰・冷静沈着で、結果のためには手段を選ばない。その一方で、ナナリーや生徒会メンバーなど身内に対しては非情に徹しきれず、甘さが見えることも多い。

…というか、基本的に甘々であり、そのせいで失敗することも多い。他人にギアスをかける際にも、永続的な隷従を強いることが可能であるにもかかわらず、一回的で自我や日常生活を失わない程度の内容にとどめることが多い。

頭脳の明晰さは自他ともに認めるところであるが、計算高い割に周囲に振り回されることが多い。また、冷静沈着と言っても、それは常に客観的な思考ができるという意味であり、感情の起伏自体は激しい。むしろ、根本的な行動原理はナナリーへの愛情という極めて感情的なところにある。

その他

  • 本来ならば第11皇子にして、皇位継承権17位
  • 初恋はユーフェミア
  • 家事全般が得意
  • 3年次のクラスはB組

セリフ

登場回

第一期

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第二期

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*1 もっとも、「コード」を得ていた可能性などから、生存を信じるファンも少なくない。