シャムナ

Last-modified: Tue, 02 Jan 2024 11:14:51 JST (117d)
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[Shamna]

データ

概略

ジルクスタン王国聖神官にして国王シャリオの姉。

「予言」の力で国を導いており、実際には政治・軍事についてもシャリオに代わり実権を握っている。また、その言動等から、ファルラフの長でもあると思われる。

ギアス能力

シャムナギアス能力を有しており、その能力は、「自らの死を発動条件として6時間前に意識を遡らせる」というもの。いわゆる死に戻りタイムリープ能力である。シャムナ自身はこの能力に「無限新生」という格好良い名前を付けている。この能力により、6時間以内であれば何度でもリセットしてやり直すことができるため、敵軍の短期行動に対しては全て先回りすることが可能となる。ルルーシュの様々な作戦に対しても、ことごとくこれを打ち破ることに成功した。

元々は「先読み」すなわち単純な予知能力であったが、「コード」の承継に失敗して「成り損ね」となったことから、能力が変質してタイムリープ能力となった。シャムナ「コード」紋章はへその下のかなり際どいところに刻印されている。

シャムナが「成り損ね」になった理由について、C.C.は「理が乱れていたせい」としたが、その詳細は不明。Cの世界ブリタニア皇帝や様々な人々の「心残り」が集まり、シャムナ「コード」承継時に、集合無意識の流れを阻害していたことが原因と思われる。理の乱れが一時的なものだったとすれば、そのタイミングで「コード」を承継したシャムナは、運がなかったとしか言いようがない。

目的と結末

タイムリープ能力を得たシャムナは、これを利用してジルクスタン王国を衰退から救う計画を立てた。すなわち、思考エレベーターを利用して集合無意識に対して能力を発動し、原初の人類から全てをやり直そうとしたのである。

そのために、自ら黄昏の扉に近いシステムまで構築したシャムナであったが、ブリタニア皇帝の「心残り」が障壁となり、Cの世界にはアクセスできなかった。そこで、ブリタニア皇帝と波長の合う者をシステムに取り込んで障壁を越えようと考え、ハシュベスの戸惑いを引き起こしてナナリーを拉致した。

結局計画は失敗し、ルルーシュギアスにより永遠の眠り(死ではなく文字通り永遠に続く睡眠)に落とされた。そして、眠った状態にしか戻れないタイミングで殺害されたことで、シャムナは眠った状態で死と時間逆行を永遠に繰り返すこととなってしまった。C.C.からは「送ってやってもいい」と言われたが、シャムナは、自分のために死んだ者達と会えるCの世界で永遠の時間ループにとどまることを選んだ。

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