アバンタイトル
freeze
contents
[Avant-Title/Pretitle]
オープニングに入る前の部分。コードギアスではC.C.のナレーションによるあらすじの場合が多い。
第一期
STAGE 1
本編+ナレーション
皇暦2010年8月10日、神聖ブリタニア帝国は、日本に宣戦布告した。極東で中立を謳う島国と、世界唯一の超大国ブリタニア。両者の間には、日本の地下資源を巡る、根深い外交上の対立があった。本土決戦においてブリタニア軍は、人型自在戦闘装甲騎「ナイトメアフレーム」を実戦で初めて投入。その威力は予想を遥かに超え、日本側の本土防衛戦は、ナイトメアによって、尽く突破されていった。日本は帝国の属領となり、自由と、権利と、そして、名前を奪われた。エリア11――その数字が、敗戦国日本の新しい名前だった。
STAGE 2-3
皇暦2010年8月10日、神聖ブリタニア帝国は、日本に宣戦布告した。ブリタニアの最新兵器ナイトメアフレームの前に、一月と保たずに敗れ去った日本は、自由と伝統、権利と誇り、そして、名前を奪われた。
STAGE 4
ブリタニアの少年、ルルーシュは、謎の少女から特殊な力を手に入れた。ギアス。いかなる相手にでも命令を下せる、絶対遵守の力。ルルーシュは、このギアスを武器に、ブリタニア帝国の破壊を決意する。母の敵を討ち、妹ナナリーが幸せに過ごせる世界を作るために。その先に待つのは、父ブリタニア皇帝だと知りながら。
少なくとも、それが当時のルルーシュの願いであった。
STAGE 5-7
本編
STAGE 8
ブリタニアの少年、ルルーシュは、謎の少女から特殊な力を手に入れた。ギアス。いかなる相手にでも命令を下せる、絶対遵守の力。妹ナナリーのため、神聖ブリタニア帝国の破壊を目論むルルーシュ。一方、彼の友人、枢木スザクは、帝国内での足場を築きかけていた。既にこの時、先行きの命運は、必然として約束されていたのかもしれない。
STAGE 9-10,12
ブリタニアの少年、ルルーシュは、力を二つ持っている。一つはギアス。いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力。一つは黒の騎士団。父が統治するブリタニア帝国を破壊するための、彼の軍隊。ゼロというコードネームを使い、ルルーシュは動き出す。母の敵を討つために。そして、妹ナナリーが幸せに過ごせる場所を作るために。その行動が、いかなる結果を生んでいくのか、今はまだ、誰も知らない。
STAGE 11
日本解放戦線、エリア11における最大の武装勢力を潰すため、コーネリア総督はナリタ連山に包囲作戦を展開した。圧倒的な制圧力を誇るブリタニア軍に、大勢が決したかと思われたその時。黒の騎士団が動き出した。紅蓮弐式の輻射波動を使い、山頂から水脈を一気に爆発させたのだ。山は崩れた。日本解放戦線も、ブリタニアの主力部隊も、土砂と水流に巻き込まれていく。主戦力を失い孤立するコーネリアの部隊。形勢逆転を狙うゼロは黒の騎士団を率いてコーネリアを目指すのだが…。
人は、誰しも己の勝利を、存在を信じたがるものだ。されど、時と運命の前に、信じるという行為はあまりに虚しく、そして儚い。
STAGE 13-14
行動の果てには、結果という答えが待っている。例外は無い。そこにルルーシュの力は及ばない。いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力を持っていようと、その必然からは逃れられない。
母の敵を討つために、妹ナナリーが幸せに過ごせる場所を作るために動き出したルルーシュ。だがしかし、世界は、人々は、彼の思惑とは別に結果を突きつけ、その続きを求めてくる。その続きが世界を紡いでいくというのなら、誰かが負うべき罪は、受けるべき罰は、一体、何処に在るというのだろう。
STAGE 15-16
この世界には、善意から生まれる悪意がある。悪意から生まれる善意がある。ルルーシュの起こした行動は、果たしてどのように受け止められるべきものなのか。裁きは、世界の必然なのか。
ギアス。この、人ならざる力を使う者は、否応なく心に孤独を作り出し、善意と悪意の狭間に落ち込んでいく。されど、もし、そこから立ち上がる者がいるとするならば、そう、その者は確かなる、王の器を手にしているのだろう。
STAGE 17-18
ブリタニアの少年、ルルーシュは、二つの道を持っている。一つは、母の敵を捜す過去への道。もう一つは、妹ナナリーが幸せに過ごせる場所を作るという、未来への道。ルルーシュが過去と未来を見据えた時、彼だけが選べる現在の道は、世界の破壊か、世界の構築か。
STAGE 19-20
本編
STAGE 21
状況は動き出す。個人の思惑とは関係なく。時は流れゆく。人々の足掻きとは別に。ならば、ルルーシュは幸せなのだろう。少なくとも、自らの力で世界を決めることができるのだから。いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力、ギアスを頼りに。
STAGE 22-25
本編
第二期
TURN 01
皇暦2010年、日本は、世界制覇を進める超大国、神聖ブリタニア帝国に敗れ、植民地エリア11となった。
7年後、日本人が希望を失いかけたある日、一人の反逆者が立ち上がる。仮面の男、ゼロ。日本の解放を唱えるゼロは、黒の騎士団を率いて、ブリタニア軍に決戦を挑む。だが、その戦いは、黒の騎士団の敗北、ゼロの死亡という結果を歴史に刻んだのだった。
TURN 02
皇暦2018年、世界制覇を進める神聖ブリタニア帝国の前に、1人のテロリストが復活した。その名はゼロ。謎の少女C.C.から手に入れた絶対遵守の力「ギアス」を使い、ゼロは再びの抗いを決意する。
植民地「エリア11」となった日本から始まる、このさざ波が、時代に、そして人々の心に何を残すのか。今はまだ、誰も知らない。
TURN 03
皇暦2017年、「エリア11」と名付けられた植民地日本は、宗主国神聖ブリタニア帝国に対し、独立戦争を挑んだ。「ブラックリベリオン」と名付けられたこの内乱は、歴史上、日本二度目の敗北として幕を閉じる。それから一年後、死んだはずのテロリスト「ゼロ」を名乗る男が、エリア11に現れた。武装集団黒の騎士団を率いるゼロ。その正体こそ、ブリタニア帝国の捨てられた皇子、ルルーシュ・ランペルージである。
TURN 04
今はまだ、明日がある。ルルーシュ・ランペルージには、夢を見るべき明日がある。その拠り所こそ、謎の少女C.C.から手に入れた彼だけのギアス。いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力。ギアスを使い、ルルーシュは神聖ブリタニア帝国の破壊を決意する。全ては母の仇を討ち、妹ナナリーが幸せに過ごせる世界を作るために。
植民地エリア11となった日本から、今、世界に向けた誓いが始まる。
TURN 05
皇暦2018年、エリア11と名付けられた植民地日本を解放するべく、仮面の男ゼロは、世界制覇を目指す神聖ブリタニア帝国に、独立戦争を仕掛けた。何人も逆らえない絶対遵守の力ギアスと、武装組織黒の騎士団。二つの力を駆使して、帝国への反逆を挑む、天才戦略家ゼロ。その正体こそ、ブリタニア帝国の捨てられた皇子、ルルーシュ・ランペルージである。
TURN 06-07
本編
TURN 08
皇暦2017年、ブリタニアの捨てられた皇子ルルーシュは、エリア11と名付けられた日本で、謎の少女C.C.と出会い、ある特殊な力を手に入れる。ギアス。いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力。ルルーシュは、ギアスを頼りに、母国である神聖ブリタニア帝国の破壊を決意する。全ては、幼き日に何者かによって殺された母の仇を討つために。そして、妹ナナリーが幸せに過ごせる世界を作るために。その決意に偽りは無い。善意と悪意の狭間で、ルルーシュはゼロとなり、黒の騎士団を率いて、多くのものを相手に、抗い続ける。
行動の先にこそ明日があると、当時のルルーシュは信じていたから。
TURN 09
中華連邦。世界最大の人口を誇る連合国家。しかし、その実体は既に老人と言っていい。国家の象徴たる天子。その地位を影で操る支配層が、専横を極めており、人民は、貧困と停滞に、その活力を奪われていた。
日本を脱出した黒の騎士団が向かったのは、この中華連邦である。時の権力者大宦官は、日本人のために、江蘇省沖、黄海に浮かぶ潮力発電用の人工島、蓬莱島を貸し与えた。事前に話が付いていたとは言え、これが政治的に、いかなる意味を持つのかは、後に分かることとなる。
TURN 10
世界を支配する三大勢力。その中の二つ、神聖ブリタニア帝国と中華連邦は、政略結婚によって一つになろうとしている。合衆国日本最大の危機に、ゼロは行動を起こし、中華連邦の象徴、天子を奪うのだが…。
夢は運命を切り開くのか。想いは、全てを超えられるのか。儚き花は、風に舞うのが常だというのに。
TURN 11-12
本編
TURN 13-14
今はまだ、誰も知らない。ブリタニアの少年ルルーシュの思惑とは別に、数多の欲と感情のうねりがあることを。ならば、ルルーシュはもう一つの敵を相手にせねばならない。しかし、その相手は、見据えねばならない敵は、まさに、人の業そのものとなる。
希望と贖罪、自由と孤独。だが、世界という塊は、個人の意思とは無関係に、ただ流れ行くだけ。
TURN 15
ブリタニアの少年ルルーシュは、かつて誓った。8年前に殺された母の仇を討ち、妹ナナリーが幸せに過ごせる世界を作ることを。そのために、彼は謎の少女C.C.から力を手に入れた。いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力、ギアスを。ルルーシュは、ギアスを使い、父が統べる神聖ブリタニア帝国を破壊するべく行動を起こす。
しかし、その道の果てに、彼は何を手に入れ、何を失うのか。明確なるさだめはただ一つ。ギアスという名の王の力を手にした者は、孤独の道へと誘われていく。
TURN 16-17
世界は動き行く。ゼロが起こした奇跡によって。世界は生まれ行く。ゼロが示した行動によって。そう、今世界は、次の在り方に進もうとしている。数多の欲と感情のうねりとともに、ゼロは進まねばならない。時を刻む針を、止めないためにも…。
TURN 18
超合集国決議第壱號、日本解放の要請を受け、黒の騎士団は、神聖ブリタニア帝国の植民地、エリア11に対し、上陸作戦を展開する。キュウシュウ沿岸に陣取り、ナイトオブワン、ビスマルク・ヴァルトシュタインに対し、総司令、黎星刻率いる主力部隊が激突。それを陽動として、黒の騎士団の別働部隊が、トウキョウ租界へ向けて進撃を開始した。しかし、待ち受けるシュナイゼル軍に大量破壊兵器「フレイヤ」があることは、この時点では、ゼロを始め、黒の騎士団側は誰一人として、知る由も無かった。
TURN 19
本編
TURN 20
皇暦2010年、日本は、地下資源サクラダイトの扱いを巡り、神聖ブリタニア帝国と戦争状態に突入した。徹底抗戦を唱えた父ゲンブに対し、僕は…。幼い、あまりにも幼い衝動的な行為。しかし、これで戦争は終わると、僕は思った。無駄な血が流れることは、もう無いのだと。なのに、戦いは終わらなかった。僕はただ、人が人を殺めるということを、止めたかっただけなのに。
違う!これは違う、ギアスが、人の意思をねじ曲げる力が…!いや、結局同じだ。俺が…。
TURN 21-23
本編