ナリタ攻防戦 のバックアップ(No.1)


[the Narita Battle]

ナリタ連山において行われた、ブリタニア軍、日本解放戦線黒の騎士団の大規模な戦い。結果としては、黒の騎士団によるコーネリアに対する勝利として終結することとなった。

黒の騎士団の参戦

コーネリア軍は当初圧倒的多数によってナリタ連山を包囲し、完全に日本解放戦線を押していた。しかし、事前に情報を掴んでいた黒の騎士団が水蒸気爆発で崖崩れを起こすと、コーネリア軍の戦力はその8割以上が失われてしまった。これを機に山頂部から駆け下りてきた黒の騎士団は、紅蓮弐式によって一気に戦陣を開く。

コーネリア軍の主戦力はギルフォード率いるコーネリア親衛隊の他、アレックス隊、ダールトン隊の3師団であったが、アレックス隊は崖崩れで全滅し、ダールトン隊も日本解放戦線に足止めされるほどにまで戦力を低下させた。また、後方で控えていた純血派部隊がジェレミアの独断により前線へ動いたため、後背の予備戦力を失ったコーネリアと親衛隊が孤立する形となってしまった。

藤堂四聖剣の参戦

ジェレミアキューエル紅蓮弐式によって撃破され、代わってヴィレッタ純血派の指揮を執り始めると、大攻勢に出ていた黒の騎士団を足止めすることに成功。一時はコーネリア撤退の機会が生じたが、そこで更に後方よりキョウトから帰還した藤堂四聖剣が出現、コーネリア親衛隊と戦闘に入った。

コーネリアの危機

このような劣勢を打破すべく、コーネリアは敵をポイント9に誘導し一気に撃破しようと考える。そこで自身は単機先行してポイント9へと向かうが、そこでは既に黒の騎士団が待ちかまえていた。一方無頼改を駆る藤堂の部隊はコーネリア親衛隊を完全に釘付けにし、ブリタニア軍のナイトメアは一機たりともコーネリア救出に向かうことができずにいた。そんな中、コーネリアは捕虜となるよりも戦死することを選び、満身創痍で紅蓮弐式に立ち向かおうとしていた。

ランスロットの参戦

しかし、ここでユーフェミア特派に出撃命令を下し、ランスロットが単機でコーネリアを救出。紅蓮弐式ランスロットともほぼ互角の戦闘を演じるが、ヴァリスによって輻射波動機構が損壊したため、黒の騎士団は撤退を余儀なくされる。戦力を集中した日本解放戦線コーネリア救出に向かおうとするダールトン隊を後背から攻撃する形で撃退し、その隙に黒の騎士団は容易に包囲網から脱出できた。ゼロだけはランスロットの追撃によって窮地に追い込まれるが、C.C.の助けにより何とか逃げることに成功するのだった。

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