行政特区日本 のバックアップ(No.1)
[Special Administration Zone of "NIPPON"]
ユーフェミアの発案によって富士山周辺に設立されることとなった特区。
特区内では「日本人」という名前が回復され、イレヴンへの規制やブリタニア人の特権が全て撤廃される。
ユーフェミアは善意で構想したが、結果的には日本の独立をブリタニアの支配下に押し止め、それでいて国家独立というブリタニア打倒の大義名分を失わせてしまう政策となる。この構想に対しシュナイゼルは賛成していたが、彼の場合は恐らく黒の騎士団への対策として有効であることを見越していたのだろう。
ゼロは、ギアスを使って特区構想をブリタニア側の罠に仕立て上げるつもりだったが、ユーフェミアの真意を知り一度は行政特区日本に協力しようとする。しかしギアスがタイミング悪く暴走し、ユーフェミアに「日本人を殺せ」という意図しないギアスをかけてしまう。これによりユーフェミアは突如虐殺を開始し、行政特区日本はゼロの当初の思惑を最悪の形で実現させてしまうこととなった。
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後にエリア11の新総督となったナナリーが、行政特区日本の再度の再建を宣言する。
この時ほとんどのイレヴンは再びの裏切りを恐れて参加せず、ゼロ率いる100万人だけが参加を表明。そして、「ゼロ」については国外追放として見逃すという条件を逆手にとり、ゼロの仮面を被った100万人全員が、国外追放という名の亡命に成功した。