バタララン・ドゥ
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[Batalalan Du]
型式番号 | K10T |
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全高 | 18.50m |
重量 | 54.23t |
装備 | ドレッドノートハーケン×6、キュラ・ラ熱線砲、メッサー光波弾、キャプチャーフィールド、対空ミサイル |
ビトゥルの専用機。
大型のサソリ型ナイトギガフォートレス。ただし、飛行はできない。フロートシステム自体は装備されているが、機体重量を軽減するためのものである。
ジルクスタン王国軍の兵器ではなく、ビトゥルが個人的に建造したカスタムメイド機である。そのためか設計思想が他のKMF、KGFとはかなり異なっている。コクピットについても、立った状態で操縦する形式となっており、ビトゥルの体格に合わせた作りとなっている。
尻尾のハサミには強力なビームを放つキュラ・ラ熱線砲が内蔵され、両腕部の大バサミからは相手の機体を行動不能にするほどの電磁フィールドを発生させることができる。左右の脚に見える部分からは、ブースターの付いた大型スラッシュハーケン(ドレッドノートハーケン)が射出される。6基のハーケンは、ブースターにより射出後も自在に方向転換させることが可能。
攻撃能力も高いが、特筆すべきはその装甲の硬さである。およそ中遠距離からの攻撃でダメージを与えることは不可能と言っても過言ではない。実際、紅蓮特式の輻射波動を食らっても全くのノーダメージであった。なお、同時に攻撃を受けた多数のゲド・バッカは全て大破している。カレンは、収束した輻射波動によりバタララン・ドゥの攻撃を相殺しながら何とか接近し、コクピット付近を攻撃することでようやくこれを撃破した。
対面戦闘では圧倒的な強さを誇る反面、その大きさから、通常のナイトメアフレームのように市街戦、特に屋内戦では扱いにくい。戦闘中ほとんど動いていないことから、小回りが利かず、機動性も低いものと思われる。